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2023年03月
【AAEE主催 「国際交流の本質〜「自己」「他者」「社会」の三方面から考える〜」を開催いたしました】
3月25日(土)にJICA地球ひろばにて、「国際交流の本質〜「自己」「他者」「社会」の三方面から考える〜を開催いたしました。
イベントをご後援くださった外務省、JICA地球ひろばの皆様、ご来場の皆様、施設提供を始め当機構にご支援・ご協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
ご参加いただいた方は大学生にとどまらず、社会人や意欲的な中高生にもお越しいただき、対面だからこその実りあるリアルな時間を皆さんと共有できました
今回のイベントは2部構成で行われました。
第1部では登壇者3名による国際交流の本質の講演、そして第2部では3名のパネラーをお招きしパネルディスカッションを行いました。
第1部の講演では、最初に国際交流の本質を考える上での「自己」の観点として、当機構の代表理事兼東京経済大学教授の関昭典先生から講演いただきました。
「薄っぺらい人間になるな」という強いメッセージと、自分の価値基準探しとして当機構の国際交流プログラムが果たす役割について発表いただきました。
日頃から自己や自己以外との対話を続けることで、他者との"違い"や"共通項"を見つけること。そして国際交流を通じてより深いレベルでの新たな自分を発見することができるという心に残るお話をしていただきました。
2人目の登壇者である慶應義塾大学法学部3年の野澤葉奈さんからは、AAEEの交流活動を通じて得た他者との心の繋がりについて発表いただきました。
AAEEと様々な形で関わり、未知との遭遇をくぐり抜けてきた野澤さんが経験した「心で深く繋がる」こと意味。
そして「ただの学生」である私たちだからこそできることは、お互いを知る努力をし続けること、平等な「個人」として接した先にある協働と問題意識の共有であることを伝えてくださいました。
最後の登壇者、早稲田大学大学院修士1年の永島郁哉さんからは、交流から見えてくる社会的幸福としての「共生」についてお話しいただきました。
我々は何のために社会課題を解決するのか?という問いかけから始まり、そこには幸福を追求するための「共生」がキーワードであることを共有いただきました。
当機構のプログラムは、「異質な他者」と共に社会を創るという意味で「共生」がより現実的であること、また共生を実現させるためには「交流」が欠かせないという大切なメッセージを伝えてくださいました。
第2部では「AAEEの活動がその後の人生に与える影響」をテーマに、AAEEプログラムにオーガナイザーや参加者として関わってきた3名をパネルディスカッションに迎えました。
プログラムで印象に残っていることや、ベトナム・ネパールプログラムの様子、そしてプログラムの経験がパネラーそれぞれの今にどのような影響を与えたかなどについて話しました。
1人1人異なるプログラムに関わっているからこそ、それぞれの視点とストーリーがあり唯一無二の経験を共有してくださいました。
参加者からの質問も多く、活気のある充実した時間となりました。
当イベントを通じて参加者の皆様には、AAEEの目指す
「多文化共生社会の中で国,地域,文化の違いを超えて,我々が共通して抱える問題に多様な他者と協働できる人材の育成」の重要性について学ぶ機会となっていましたら幸いです。
今後とも当FacebookやInstagram(@aaee_japan)にてAAEEの活動を発信してまいりますので、応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。