一般社団法人 アジア教育交流研究機構

ニュース

2021年03月21日

【4カ国合同国際交流プログラム】「AAEE×Environment ~UNITE ! Bangladesh, Japan, Nepal, Vietnam ~」を開催しました!

UNITE PHOTO.PNG

2021年3月8日(月)〜3月14日(金)に、AAEE(一般社団法人アジア教育研究機構)主催「AAEE×Environment ~UNITE ! Bangladesh, Japan, Nepal, Vietnam ~」を開催しました。本プログラムはAAEE初、そして世界初のバングラデシュ、日本、ネパール、ベトナム4カ国合同学生国際交流プログラムです。

 

4カ国から集まった20名の学生は、「環境」をテーマに7日間熱い議論を交わし、最終日には各グループが各々の選んだ環境問題の重大性を説明するとともに、具体的な解決策を生配信で提示しました。

 

プログラム開催前に、事前プログラムとして親睦を深めるためのアイスブレイク、そして、環境問題に関する映画を観てきてもらい、互いに映画を観た感想や意見を話し合いました。

 

1日目は改めて自己紹介や当機構の紹介、そして、彼らがどのような環境問題に興味があるのかを話し合いました。2日目は、上智大学理工学研究科博士課程の方をお招きし、4カ国の現状をふまえて環境問題に関してお話をお伺いし、ディスカッションを通して各学生が改めて何に興味があるのかを考えました。3・4日目は、最終日イベントのプレゼンテーションに向けて火、水、土、空気、生物の5つの要素グループに分かれ、各国のその要素に関する環境問題の現状をリサーチし、具体的解決策を話し合いました。また、異文化理解の促進として、バングデシュとネパールのカントリープレゼンテーションも発表しました。5・6日目は、各グループが最終プレゼンテーションのリハーサルとして一度発表し、学生アシスタントからフィードバックを行いました。そして、再度彼らの長けたリサーチ力と創造力でより良いものに仕上げるために活動しました。最終日にはアメリカ合衆国から現在カリフォルニア⼤学バークレー校日本研究所客員研究員 兼 同校ハース経営大学院Executive Education エグゼクティブリサーチフェローの桑島浩彰氏と当機構代表理事の関昭典氏を審査員としてお招きし、全5グループの考えた各要素の環境問題に対する解決策をYouTubeとFacebook から全世界に生配信しました。視聴回数は計500回を超えており、バングラデシュでは新聞にも掲載されました。

https://bangladeshpost.net/posts/bangladeshi-students-offer-environmental-solutions-at-international-summit-on-sdgs-55904?fbclid=IwAR1DQ-8A2lzFS5huib0ybdnA-W0Xu8OZfxYNa535TdmYl-hetdoAGNdD3lo

 10530DF6-1443-449C-A7D7-2F37C76DD405.PNG

参加者の感想

【リサーチ中の感想】

私は今まで環境について専門的に学んだ経験がありませんでした。そのため、知識不足によって思考や議論の幅と深さが限定されてしまうことに難しさを感じました。しかし、環境問題というグローバルな課題に対し、異なる背景を持った学生同士が自身の専門性や視点を活かし相互補完的に協働することでリサーチを進めることができました。

議論にとどまらず解決策の考案に主眼を置くことで、学びを深めることができたと思います。提案した解決策に対して建設的なフィードバックをいただくことができ、例えば、行動変容のために人々の意識を高めた上でどのようなインセンティブを働かせるのか、スケーラビリティや持続可能性はどのように担保するのかなど、ビジョンを実行に落とし込む課程の構想において重要な観点を学ぶことができ、貴重な経験となりました。

 

【全体を通した感想】

プログラムを通して最も強く感じたことは、2国間での国際交流プログラムの経験と比較し、国名を主語にした会話が少なかったということです。

2国間のプログラムの場合、それぞれの国に関する会話や交流が生まれやすく、お互いに国への理解を深めやすいため、その背景を持つ個人との関係性をアカデミックなコンテンツを通しながらも構築しやすいと思います。

一方で4か国間の交流の場合、例えば、本プログラムのメインの活動であったリサーチ活動が各国1人ずつの4人1グループで行われたように、自分以外に自分と同じ国籍、文化を共有している人がいないという状況が容易に生まれます。この場合、自国を含めた4カ国の相互理解には時間を要する反面、個人が国籍や文化から一定程度解放され、自分の名前を主語とした会話が生まれやすく、2国間交流で感じた国を主語とした一般化することや二項対立的に国を比較することで埋もれてしまう国内の多様性に気づくことができるなど、多国間の交流を通して個人や主題から国や文化を見ることへの可能性を感じました。

加えて日本チームで毎日振り返り会を行っていたように、各国チーム内での共有などより重層的な共有と連帯の重要性を認識しました。

このようにオンラインという環境でありながらも国際交流について考える機会をくださったことに、心より感謝申し上げます。

 

AAEE初の4カ国同時開催プログラム。4カ国の学生の協力は、プログラム作成時から互いに価値観や文化を受容したからこそできたものでした。異なる文化、価値観、環境にいながらも、PC一台で繋がった彼らからは本気の情熱と真剣な眼差しを感じました。今後の彼らの活躍に大いに期待しております。

この投稿をInstagramで見る

AAEE 一般社団法人アジア教育交流研究機構(@aaee_japan)がシェアした投稿